雑誌『デザインのひきだし』の連載企画「装丁道場」のために制作した『吾輩は猫である』。漱石の名作をいろいろなデザイナーが、それぞれの考え方で、ブックデザインしてみるという企画でした。いつもは「ドンドンわかりやすく」という方針で考えてやっていますが、この時は企画ということもあって「ギリギリわかりにくく」というアプローチで考えてみました。「夏目漱石」の名前と「吾輩は」の文字があれば、他は無くてもどうにかわかるだろうと考えて、最低限のエレメントだけで構成した装丁。
P.S.
後日、ネコが好きな方に「ネコの爪痕はあんなふうにザギザギしてなくて、もっとスパーってシャープなんですよ」と教えられました。だったらフォンタナぐらいシンボリックにすれば良かったなぁとちょっと後悔しています。2010年7月に「装丁道場―28人がデザインする『吾輩は猫である』」というタイトルで書籍化されています。アイデアのプロセスも詳しく掲載されているので、よかったら読んでみてください。
add on 2011.02.16







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