「私」であるための憲法前文

author : 大塚英志
publisher : 角川書店
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「自分の言葉で憲法前文を書いてみよう」と全国の中高生123人が描いた123通りの、「私なりの憲法前文」を一冊にまとめた本。大塚英志さん編・著。原稿を見たときに、綴られた言葉が文章というより詩に近い感じがしたので、詩集と同じ造本を考えました。ともすると単調で、固い印象になりそうだったので、文字の刷り色を変えて、紙も軽く、真面目だけど固くない印象になるように工夫しました。
カバーは『多重人格探偵サイコ・フェイク』の写真でもお願いしたオオダエイジさんに「国会議事堂の空」をお願いしました。カバーを外して広げてみると、実は国会議事堂の上空だということがわかります。

P.S.
本文書体は秀英明朝体。この書体は当時僕の持っていた書体見本帳に入っておらず、名前を突き止めるのに苦労した覚えがあります。大日本印刷のオリジナル書体で、他の印刷所だと使えないため、大日本印刷で組版をお願いしました。とても美しい明朝体で、長くコンピューターで使える日を待っていましたが、ついに今年2010年の9月に、MORISAWA PASSPORTから中明朝体までは提供されるようです。長かったなあ。■

add on 2010.07.07

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