季刊『分』は「香辛料」「酒」「落語」といった特集と、仲代達矢、福田和也、荒川修作、蛭子能収など、各界で活躍する人々の連載で構成されたオピニオン紙。「嗜好が作る大人の社会誌」という位置づけで、多様性をテーマに、毎号構成も変われば連載の内容も変わるという編集方針でした。「主流雑誌とは違う顔つきにしたい」という依頼で、2003年の創刊から2005年まで、6冊のアートディレクションを担当。
P.S.
初めての雑誌エディトリアルで、まずアプリケーションを覚えなければなりませんでした。当時、エディトリアルデザインではQuarkExpressというソフトが主流でしたが、使い方がわからず。ちょうどIndesignが出てきたタイミングだったので、新入社員の坂野君と2人で「1週間でInDesignを覚えちまおう!」と、イチから勉強し、うろ覚えのまま本番作業へ突入。編集もデザインも試行錯誤の繰り返しで、1冊1冊が別の雑誌を作っている感覚でした。200pをほぼ初見の2人で作るというのはけっこう地獄でしたが、Indesignはものすごい速度でマスターしました。■
add on 2010.07.24











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