『グレーテルの記憶』でもお世話になった白倉由美さんの小説作品『しっぽでごめんね』。しっぽのある少女と過ごした少年のひと夏の思い出を描いたラブストーリーです。この影絵のようなオブジェは川口喜久雄さんの作品。鉄製でとても小さいのですが、緻密なところまで丁寧に再現されています。白倉さんから、この繊細な世界を装丁の中でも感じさせたいというリクエストがありました、そのままだとただのシルエットになってしまうので、奥行きのある空間に置いて、宇佐美雅浩さんに撮影していただきました。
P.S.
鉄塔のオブジェは高さ5センチほど。輪を転がす少女はもっと小さくて、輪の部分は0.2mmぐらいしかありません。最初、力加減がわからなくてグッと力を入れたら輪が切れてしまいました。扱っていると、自分がとても大きな動物なんだと感じました。■
add on 2010.08.09






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